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TECHNOLOGY

ヒーター選定のポイント

液体加熱用ヒーターを選定する際は、下記の点を参考にして最適なヒーターをお選びください。

●ヒーター容量・・・・・・・用途が液体の保温であるか加熱であるか、および昇温時間を考慮して容量を決定する
●ヒーター形状・・・・・・・タンクの寸法や設置スペース、取り付け方法に応じて形状をお選びください。
●ヒーター材質・・・・・・・加熱する液体の種類、温度、濃度に合わせた材質を選定してください。耐食性の確認も重要です。
●ヒーター電力密度・・・・・ヒーターの表面温度が高くなりすぎないように電力密度を適切に設定します。
●制御・・・・・・・・・・・適切な温度制御装置やセンサー(材質・長さ・測定位置)を選定し、正確な温度管理を行いましょう。

ヒーター容量の決め方
ヒーター容量の決め方

※上記ヒーター容量の計算値はあくまで理論値であり、実際は使用環境により変化します。ご参考値として検討してください。詳しくは弊社営業部までお問い合わせください。

ヒーター形状の決め方

a. 上から入れる  密閉するか、直型、L型、潜水型
b. 横から取り付け 板フランジ式、ネジ込みプラグ型、ナット締め付け型

ヒーターの材質

ヒーター選定の際には、液体の種類や温度、濃度に合わせた材質をお選びください。ヒーターの電力密度(W密度=W/cm²)も関係してきます。

ヒーターのW密度

W密度が大きすぎますと、ヒーター内部温度の加熱により、ヒーター表面温度も高くなり、液の分解又はヒーターの断線、故障原因となりヒーターの寿命が短くなります。

W密度=ヒーター容量(W)÷〔ヒーター外径(φ)×3.14×発熱長さ(cm)〕