プラグ・フランジヒーター
設備の配線処理が容易な筒型プラグ型ヒーターと、
設備費削減に貢献するシーズ式プラグ型ヒーター
特徴・用途・使用方法
主な特徴
筒型のプラグ型ヒーター・フランジ型ヒーターは、ヒーター表面に付着する炭水物、その他の浮遊物の蓄積後の除去性が良く、設備配線処理が容易です。
主な用途
配管途中の流体加熱に。
タンク内の水、油、薬液等の直接加熱に。
引火性のある液体の加熱等、直接加熱出来ないものには、二重槽にして水、熱媒体オイル加熱等の間接加熱に。
用途によって適切なヒーターのシーズ材質に変更してください。
※SUS316型:アルカリ性化学薬品・油類の加熱・保温、脱脂浴、化学研磨浴、アルカリ電解浴、銅ストライク浴
※チタン型:弱アルカリ性液、弱酸性液、水、脱脂浴、光沢ニッケル浴、エッチング浴
※銅パイプにニッケルめっき付:水
※鉄パイプにニッケルめっき付:油
またヒーターの選び方の対応マトリックス表も参考にしてください。
使用方法
ヒーターは取り付けソケットにねじ込み、締め付けて設置します。
水漏れ、液漏れ防止のため、シールテープ又はパッキンをはさんで締め付けます。
設置が終了してから通電します。
使用中、ヒーター部が、液面より出る場合は必ず薬液を補充して下さい。
※表示電圧を超える電圧を印加しないで下さい。
※特殊電圧の際は、必ず弊社営業までお問い合わせ下さい。
プラグ・フランジヒーター 製品ラインナップ
オプション対応
特殊形状
電圧に関して、110v・220vが標準ですがオプションにより特殊電圧も制作可能です。
※表示電圧を超える電圧を印加しないで下さい。
※特殊電圧の際は、必ず弊社営業までお問い合わせ下さい。
オプションにて指定のプラグもご用意致します。
型番の見方

ヒーターのお手入れ方法
ヒーターを安全に、そして長くご使用いただくためには、定期的な点検とメンテナンスが大切です。
付着物や汚れを放置したまま使用を続けると、過熱や断線、故障の原因となる場合があります。
以下の手順に沿って、正しいお手入れを行ってください。
メンテナンスの前に
必ず電源プラグをコンセントから抜き、ヒーター本体が完全に冷めるまで(目安:30分以上)お待ちください。
通電中や高温状態での作業は、感電・やけど・空焚き事故の原因となります。
ヒーター本体の清掃方法
ヒーター表面に付着物やスケール(汚れ・沈着物)がある場合は、柔らかいスポンジや布でやさしく拭き取ってください。
金属製のヘラ・ワイヤーブラシ・やすりなどの硬い道具の使用は避けてください。表面を傷つけると、腐食など故障の原因になります。
コンセント・プラグ部分のお手入れ
差し込みプラグやコンセントにホコリや汚れが付着している場合は、乾いた柔らかい布でやさしく拭き取ってください。濡れた手で触れたり、水分を含んだ布を使用したりしないでください。感電やショートの恐れがあります。
キャップ部周辺及び電源コード部は樹脂製です、ベンジンやシンナーで拭くと変質する原因になります。汚れがひどい時には、水または中性洗剤に浸した布をよく絞り拭き取ってください。その後、乾いた布で水分をよくふき取ってからご使用ください。
注意事項
ヒーターの異常(変色・異臭・異音など)を感じた場合は、直ちに使用を中止し、点検・修理を依頼してください。











