実験用ミニヒーター
特徴・用途・使用方法
主な特徴
| 石英ミニヒーター | 酸性化学薬品、海水、真水等実験槽用。 |
|---|---|
| ステンレスミニヒーター | アルカリ性化学薬品、脱脂浴、化学研磨浴等の実験槽用。 |
| チタンミニヒーター | 弱酸性液、脱脂浴、光沢ニッケル浴、エッチング浴等の実験槽用。 |
| Mフロンミニヒーター | 異種金属イオンを嫌うメッキ液、酸性化学薬品、アルカリ性化学薬品。 |
| ラクラクミニヒーター | 異種金属イオンを嫌うメッキ液、酸性化学薬品、アルカリ性化学薬品。 ※但し、強酸性・強アルカリ性化学薬品は除く。 |
使用方法
石英・ステンレス・チタン・Mフロンミニヒーター
ヒーターは取付金具(フック)でタンクの縁に設置します。
ヒーター管の上部にある水位線(赤)が、液中に隠れるように設置します。
設置が終了してから通電します。
使用中、水位線が液面より出る場合は必ず薬液を補充してください。
ラクラクミニヒーター
発熱部を液中に沈めます。
リード部分を軽く曲げてタンクの縁に引っ掛けて固定します。
最低水位は、少なくともヒーターの高さよりも5センチ高い位置に設定してください。又、液循環等で液面が波打つ場合は、更に3センチ程度高く設定してください。
リード部分にある水位線(赤)以上は液中に漬けないように設置します。
※ヒーターを完全に沈めてから通電してください。
発熱部を液中に沈めます。
リード部分を軽く曲げてタンクの縁に引っ掛けて固定します。
最低水位は、少なくともヒーターの高さよりも5センチ高い位置に設定してください。又、液循環等で液面が波打つ場合は、更に3センチ程度高く設定してください。
リード部分にある水位線(赤)以上は液中に漬けないように設置します。
※ヒーターを完全に沈めてから通電してください。
実験用ミニヒーター 製品ラインナップ
型番の見方

ヒーターのお手入れ方法
ヒーターを安全に、そして長くご使用いただくためには、定期的な点検とメンテナンスが大切です。
付着物や汚れを放置したまま使用を続けると、過熱や断線、故障の原因となる場合があります。
以下の手順に沿って、正しいお手入れを行ってください。
メンテナンスの前に
必ず電源プラグをコンセントから抜き、ヒーター本体が完全に冷めるまで(目安:30分以上)お待ちください。
通電中や高温状態での作業は、感電・やけど・空焚き事故の原因となります。
ヒーター本体の清掃方法
ヒーター表面に付着物やスケール(汚れ・沈着物)がある場合は、柔らかいスポンジや布でやさしく拭き取ってください。
金属製のヘラ・ワイヤーブラシ・やすりなどの硬い道具の使用は避けてください。表面を傷つけると、腐食など故障の原因になります。
コンセント・プラグ部分のお手入れ
差し込みプラグやコンセントにホコリや汚れが付着している場合は、乾いた柔らかい布でやさしく拭き取ってください。濡れた手で触れたり、水分を含んだ布を使用したりしないでください。感電やショートの恐れがあります。
キャップ部周辺及び電源コード部は樹脂製です、ベンジンやシンナーで拭くと変質する原因になります。汚れがひどい時には、水または中性洗剤に浸した布をよく絞り拭き取ってください。その後、乾いた布で水分をよくふき取ってからご使用ください。
注意事項
ヒーターの異常(変色・異臭・異音など)を感じた場合は、直ちに使用を中止し、点検・修理を依頼してください。


