QFR:石英フランジ型ヒーター
高い絶縁性。
透過による輻射熱で熱効率を大きく。
特徴
石英管は高い絶縁性を有し、透過による輻射熱は熱効率を大きくします。
取付け、取扱が容易で取付けスペースも少なくて済みます。
交換時は、ヒーターのみで済みますのでランニングコストが安く抑えられます。
石英管外径には誤差があります、外径の公差指定がある場合は事前にお問い合わせください。
ケーブルグランド採用で防水性が向上!
使用方法
ヒーターは槽に取り付けられた、相フランジに合わせ、六角ボルトで、締め付けて設置します。
水漏れ、液漏れ防止のため、パッキンを挟んで締め付けます。
石英管の破損防止のため、保護管のご使用をお勧めいたします。薬液、温度によって保護管の材質が違います。詳しくはお問い合わせください。
ヒーターは水平に設置してください。 ※垂直設置厳禁
仕様
【最高使用温度:70℃】
標準仕様
管材質:不透明石英ガラス
電源コード:2m 差込プラグ付
※三相で極数3Pをご希望の場合、下記例)のように型式をご指定下さい。
例)220V3kW3P 型式:QFR-233
寸法図
注意事項
取扱上の注意
空焚き厳禁
ヒーターは水平に設置してください。※垂直設置厳禁
非防水タイプです。湿気の多い場所での使用はしないでください。
Oリングパッキンは消耗品ですので定期的に交換してください。
水圧以外の圧力がかかるような環境では使用しないでください。
スラッジ(沈殿物)が石英ガラス管表面に付着しないよう定期的にメンテナンスを行ってください。
ヒーターのみを交換される場合は、本製品専用のヒーターに限ります。他のヒーターを使用しますと液漏れを起こします。
設置側の相フランジは樹脂製に限ります。(金属製は厳禁)
保護管選定例
使用温度/薬液例 | 塩酸 | クロム酸 | 酢酸 | 硝酸 | 硫化水素 | 硫酸 |
60℃以下 | PVC HT・PP | PVC HT | PVC HT・PP | PVC | PVC HT・PP | HT・PP (PVC) |
60℃~80℃ | HT・PP | HT | HT | HT・PP | ||
80℃~120℃ | PP | PP |
※上記表は、あくまでも保護管の耐熱温度です。製品の使用温度以下でご使用ください。