用途
弊社の液体加熱用各種ヒーターに装着するだけで、ヒーターの空焚きを未然に防ぎ火災や発火などの危険からお守りします。
温度調節器のオプション機能としてご使用される際に必要となるセンサです。
液面レベルフロートセンサとの併用で2重の安全対策をお勧め致します。
構造
フッ素樹脂(PFA)チューブ内に温度ヒューズを挿入してあります。
温度ヒューズの熱溶断温度は、200℃前後で感知します。
ヒューズには、DC8V7mAの電流が通電されます。
取付方法
ストレート投込ヒーターの場合
画像のストレートヒーターのようにセンサーの先端が水位線から100mm下に合わせ、付属のフッ素樹脂製結束バンドで3ヵ所固定します。
L型ヒーターの場合
画像のL型ヒーターのようにセンサーを底辺寸法の中央付近に合わせ付属のフッ素樹脂製結束バンドで2ヵ所固定し、L型の立上り部分に1ヵ所結束バンドで固定します。
※首下部分は発熱しませんので、取付の際は必ずL型の底辺部分に取付けてください。
取付例
仕様
HE製品に比べ振動や折れなどによるヒューズ部の断線故障が軽減しました。
寸法図
取扱上の注意
センサが断線した場合は、修理できません。新しいものと交換してください。
空焚き防止センサは弊社の温度調節器以外には使用できません。
保護管付のヒーターで保護管の取り外しができない製品には使用できません。
クロム系の薬液槽でのご使用は不可となります。
温度ヒューズ部を直角に折り曲げたり、きつく締め込んだりしないでください。